こんにちは、フライドエッグです！
アメリカトライアスロンレース編第2回目は、Half Moon Bay Triathlon。フライドエッグは2018年のレースへ出場しました。2019年は他のレースへ集中、2020、2021とコロナ禍で中止、2022年も別レースと日程が近くその後出場できていませんが、（色々な意味で）とても印象に残っているレースの一つです。
Half Moon Bayとは
Half Moon BayはSan Joseエリアからは車で30〜40分程度の好アクセス。ちょっと海の気分を味わいたいと思った時にサクッと訪れることができ、フライドエッグ家でも重宝している場所です。小ぶりな街ですが、眺めの良い海鮮料理のレストランが海辺にあってオシャレ感もあります。キャンプ場やトレイルも充実しているのでアウトドア派の人にも人気。サーフィンの世界大会なんかも開催されているとか。
Half Moon Bay Triathlonについて
Half Moon Bay Triathlonは例年4月に開催されるオリンピックディスタンス（Total: 51.5km, Swim: 1.5km, Bike: 40km, Run: 10km）のレース。スプリント、デュアスロン、アクアスロンのオプションもあります。日本での4月はまだトライアスロンには少し早い時期で（宮古島を除く^^）あまりレースが無いですが、Half Moon Bay付近の気候は初夏に近づいています。しかし！カリフォルニア沿岸はカリフォルニア海流と呼ばれる大きな寒流が流れる場所で海水の温度は低めです。黒潮（暖流）に馴染んでいる日本人からするとこの水温は衝撃的な低さです。
Swim
さて、カリフォルニア海流を甘くみていたフライドエッグはいつものレース装備（ウエットスーツ、スイムキャップ、ゴーグルのみ）でスイムに臨みました。まず誤算だったのはフローティングスタート（立ち泳ぎでスタートの合図まで待つ）。比較的暖かい時期のレースでも体温を奪われますが、4月の寒流の海ではスタートまでにかなり冷え切ってしまいました。それでも泳ぎ始めれば自然と温まってくるかと思っていましたが、冷えた体ではスピードも上がらず、体温は奪われる一方。手先がかじかんで指を伸ばせなくなりさらにスピードが落ちるというプチパニックに襲われました。それでもなんとか命からがらスイムアップ。寒過ぎた人用にお湯のビニールプールが用意されていました。もちろん、真っ先に入りました。フライドエッグ妻によると ”F**king Cold!” と叫びながらトランジションエリアへ向かっていく方もいたとか(^^;;)
Bike
バイクパートは寒さでガタガタ震えながらのスタート。あまりの寒さだったのであまり前半の記憶が無いくらいです。バイクコースはCalifornia Route 1 (CA-1)を真っ直ぐ南下し折り返すフラットなコース。CA-1はバイク乗りが好んで練習に使う場所の一つですが、このHalf Moon Bay付近を乗るのは初めての経験でした。若干内陸側にあるので海からの風の影響は比較的少なく、気持ちよく乗れるコースでした。個人的には平地がずっと続くコースは修行的で時々辛くなりますが、トライアスロンの王道と言っても良いコース作りだと思います。
スイムで出遅れた分を取り返すべく飛ばしまくり（無事？）汗だくになってトランジションエリアへ帰還。ランパートへ向かいます。
Run
ランは海沿いのトレイルコースを走る絶景コース！レースでなければ素晴らしい風景を堪能しながら気持ちよく歩くことのできる場所ですが、やはり地獄のランパート。出遅れ取り戻しのために踏みすぎたバイクの影響はきっちりと出てくれました。前半戦はなかなかスピードが上がらず風景もそこそこ（いつものように）喘ぎながら走りました（笑）後半に入りやっと足が動いてきましたが、ここは後の祭り。とはいえ絶景の中気持ちよく走ることができ、気温も上がり空も晴れ上がり最高のゴールでした。
4種目目？（レース後）
何よりも嬉しかったのはゴール後にビールが振る舞われたこと！やはりレース後のビールは美味しいですよね〜別格ですね。その後近くのカフェでブランチ、近所を散歩して帰りました。
総評！
以上、まとめると
- アクセス良し
- スイムは寒さ対策必須
- バイクコース良し
- ランコース良し
- ビール！
ということでスイムの強烈なインパクトはあったものの総じて良いレースでした。ベイエリア・シリコンバレーに住んでいるトライアスリートにオススメのレースです。くれぐれもスイムの寒さ対策（ヘッドカバーやホットクリームなど）は忘れずに！
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