アメリカでトライアスロンのレースに出る- IRONMAN Florida – #1

Triathlon

こんにちは、フライドエッグです!

アメリカでトライアスロンのレースに出るシリーズ、今回は IRONMAN Florida へ出場した時のことを思い出しながらご紹介したいと思います。

この記事ではレース2日前までのお話を書きます。

フライドエッグが参戦したのは2018年11月4日のレース。

現地時間10月10日に超大型のハリケーン・マイケルがフロリダに上陸し、レース会場である Panama City Beachは壊滅的な被害を受けました。大会本部はPanama City Beachでの開催を断念、急遽Haines Cityでの開催を決定しました。Haines City は70.3 (half IRONMAN) のレースが例年行われている場所であるため、すべてを2周回とすることで素早く対応できるとの判断だったと思います。改めて、被災者の方へのお悔やみを申し上げます。また、レース関係者、航空会社、ホテルの迅速な対応に感謝いたします。

バイク配送

このレースはフライドエッグにとって初の遠征レースでした。生後6カ月の次男と共に旅行を兼ねた旅となるため大きな荷物を携帯することは無理と判断してバイクとレースグッズは業者に託し事前配送することに。この記事を投稿している時点で5回の遠征をしていますが、毎回 TriBike Transport さんにお世話になっています。

TriBike Transport - Fully Assembled Bike Transport
TriBike Transport ships many triathlon & cycling events around the world, including IRONMAN triathlon, USA Triathlon Events & many more.

Tribikeの良いところは利用方法が非常にシンプルなところ。

  • Websiteからサポートレースを選択し申し込み
  • 最寄りの指定スポーツ用品店へバイクを預ける
  • レース会場でバイク受け取り
  • レース終了後レース会場でバイクを預け返送
  • 最寄りの指定スポーツ用品店でバイクを受け取る

バイクだけでなく、ギアバッグ(トランジションバッグ)も一緒に配送できるため、ウエットスーツなどレースに使うかさばるものは預けてしまいました。

西海岸から東海岸へ送る場合にはレース10日前頃がバイクを預ける期限になります。レース後バイクが戻ってくるのも同じくらいです。

非常に便利なサービスなのですが、やはり広い大陸の移動、なかなかのお値段です。場所と時期にもよりますが$400前後の配送費用がかかります。しかし飛行機での荷物の扱いに毎回冷や冷やする (破損リスク) ことやエクストラ料金の交渉、空港からレース会場までの運搬 (大型車を借りる分の追加料金)を考えるとトータルで割安!と割り切ってTribike Transportのバイク輸送を利用しています。

フロリダ到着!

フライドエッグ一家は初のフロリダ州入り。11月でしたがまだモワっとする湿気が残る夏の雰囲気。さすがフロリダ。

カリフォルニアからフロリダは飛行機でおよそ6時間。そして時差が3時間あるため、出発時間の9時間後に到着します。国内とは言えここまでくると海外旅行な気分です。オーランド国際空港へ到着し、レンタルカーセンターへ移動、レンタカーへ乗り込んで宿泊先までたどり着いたときには23時を回っていました。

宿泊施設近所のChili’s (全米展開しているファストフードチェーン)で夕食を調達し、24時過ぎに就寝しました。

この旅の宿泊施設 The Fountains Resort Orlando at Champions Gate は戸建ての集合体で、戸建ての一つずつが2階建になっていました。豪華なリビングに十分な大きさのキッチン、ベッドルームが3つ、バスルームが2つ、4人家族には広すぎるほどの広さでした。お値段もお手頃で、4泊5日で$700弱(大人2人+子供1人+乳児1人)。

唯一の難点はレース会場のHaines Cityには優良な宿泊施設がほとんど無く、車で30分ほど移動する必要があったことでした。理想的にはレース会場の最寄り、特にトランジションエリアの近くに宿を取ることができると準備や応援が非常に楽なのですが、今回は宿の快適さを優先し少し離れた場所としました。

また、Haines Cityへレースへ来る方(この年に限ってはFull/half ともに)のほとんどはOrlando方面への観光をオプションとしていると思いますので、ホテルがひしめき合っているOrlandoとHaines Cityの間のHaines City寄りを抑えておくのが良いのかと思います

選手受付 (レース2日前)

フライドエッグの知る限りIRONMANレースはレースの2日前までに選手受付(Athlete Check-in)を済ませなければなりません。フロリダ到着の翌日が2日前だったのでこの日は朝一でレース会場へ。

Full Distanceは初めてとは言え、70.3には3回出場していたため、Athlete Check-inは慣れたもの。健康チェックのリストへチェックとサインを行い、レースパケットを受け取ります。レースパケットにはスイムキャップ、タイミングベルト、レースナンバー、レースナンバーシール(バイクやトランジションバッグへ貼り付ける)が入っているため超重要です。

Check-inを終え、Athlete briefing (選手説明会)へ出席。これも必須項目のひとつなのですが、出欠の確認が行われるわけでは無いのであくまで自己責任で出席しレース情報を確認する必要があります。ほとんどの情報はレースのWebsiteで配布されるAthlete Guideに書き込まれていますが、気候に関することや道路事情によるコース変更など変更点が説明されることがありますので注意深く聞かねばなりません。とは言え、当時3年目ちょいのフライドエッグ英語耳は大して良くなく、いまいちわからなかったのでひたすらAthlete Guideとにらめっこをしていた記憶があります。

Athlete Briefingを終えたころ、「日本の方ですか?」とジョージア州から参加されていた日本人男性に話しかけられました。レース会場ではアジア系の人を見かけず心細かったのですがなんだかとても癒されました。ありがたいことに、これもご縁でこの方とは今でも定期的に連絡をとりあっています。こんな出会いも海外レースならではですね。

ケネディ宇宙センター (レース2日前)

Athlete Check-in、Athlete Briefingともに無事終わり午後の時間が空いたため、ケネディ宇宙センターへ。宿泊先(Orlandoの北の端あたり)から車で1時間30分くらいで到着しました。

当時まだそれほど興味を抱いていませんでしたが宇宙業界では SpeceX がロケット打ち上げ実績を重ね、地位を固くしてきたころだったと思います。宇宙センターの敷地内に入り一番目を引いたのが SpaceX の大きな格納庫でした。

宇宙センターの中には、実際に使用したロケット、スペースシャトル等の展示が多く、その大きさに圧倒されました。そして何よりも心に響いたのは、アポロ計画に対するケネディ大統領と当時のアメリカ国民の熱意。当時のストーリーがショートムービーとなりセンター内で上演されています。アメリカ、やったね!という気持ちになるショートムービーでした。

子供にももちろん楽しい場所ですが、ぜひ大人におススメしたい鉄板観光名所でした。

レース前日、当日のお話は次の記事でご紹介します!

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